レントゲン技師の資格試験
レントゲン技師の資格試験は、国家試験です。
元々はドクターが行っていた医療上での放射線ですが、技術の進化と細分化によって、専門のレントゲン技師の資格を持った人間がしなくてはならない業務となりました。こういった背景と、高学歴化なども影響しあって、かなり試験を受けるまでも条件が厳しく指定されています。
すなわち、『文部科学大臣が指定した学校・もしくは厚生労働大臣が指定した診療放射線技師養成所において三年以上診療放射線技師として必要な知識及び技能の修習を終えたもの』のみが試験を受けることができるのです。
たとえば宅建のように、独学で勉強しても合格すれば大丈夫という試験とは、レントゲン技師の資格試験とでは、受験資格からして、全く違うわけですね。
この診療放射線技師国家試験は毎年一回のみ。試験科目は14科目、問題数は200題。解剖学や読影などについても問われます。試験会場は北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡。愛知なら名古屋、宮城なら仙台というように主な都市部で行われています。
レントゲン技師の資格を得るための主な学校
高学歴化となっている、レントゲン技師の資格。以前は専門学校の人がメインでしたが、最近では短大や大学が多くなっているようです。
年数は、短大や専門学校でも三年間必要とされています。臨床検査技師・看護師と共通の年数ですね。医大は6年ですから、ちょうど半分といったところでしょうか。
レントゲン技師の資格は人気が高く、大学ならとりやすい、専門学校は無理というような分かりやすい区別はあありません。本人次第、ということです。ただし、高校の時点であまり勉強が得意でない、特に理系が苦手、物理が苦手と言う人には向かない進路かもしれません。
まずは専門学校や短大、大学に進学できる学力を身につけ、さらに進学した先でこつこつ勉強を続けることができなければ試験を受けることもできないわけです。
放射線技師の年収と就職先
レントゲン技師の資格をとればバンバン就職できて、さらに良い年収を得ることができる・・・?実は、そう簡単なことではないのです。
確かに高い年収ですし、レントゲン技師の資格がなければ放射線科で働くことはできないのですから、そういった意味で有利ではあります。ただ、やはり人気の職種ですので、最近は就職そのものも難しくなっているようです。資格をとり、さらに就職活動が必要なのですね。
それでも就職は東京女子医科大学病院や都立荏原病院、慈恵大学の付属病院など有名どころがずらりなのは魅力的です。東京女子医科大学病院のような大病院に就職を希望しているなら、就職実績もよく調べてから進学先の学校を決定することをおすすめします。